離型剤HFT-50
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- 2024年6月20日
- 読了時間: 1分
更新日:2024年7月1日
製品紹介
HFT-50は、リチウムイオン電池の負極ロールプレスプロセスにおいて、負極の粘着問題を効果的に解決する離型剤です。
易伝導性: 水性溶剤で親和性が高く、迅速に成膜し、グラファイトと鋼製ロールの接触を効果的に遮断します。
低表面張力: 接触材料の湿潤性を向上させ、成膜をより容易にします。
化学的不活性: 有機シリコン材料は優れた化学的不活性を持ち、電池内の化学バランスに影響を与える残留物を効果的に防ぎます。
構造安定性: 有機シリコンの残留物は微量で検出されず、構造変化による体積膨張が原因で発生する電池故障を回避します。

特性指標
項目 | パラメータ |
成分 | 水、有機シリコンの異なる誘導体混合物 |
用途 | リチウムイオン電池の負極ロールプレスプロセス、負極の粘着防止 |
外観 | 無色透明液体 |
気味 | 無臭 |
pH値 | 6〜8 |
メカニズム分析
現在、ロールプレス設備の圧延ロール表面にはクロムメッキ処理が施されており、使用開始時の表面張力は約30〜32mN/mです。一定期間使用後、ロール表面張力は約30〜40mN/mに増加します。
実際の経験によれば、型の表面張力が17〜23mN/mの範囲にあると、材料に対して良好な脱型効果を発揮します。HFT-50を塗布することで、ロール表面張力を17〜23mN/mに低下させることができ、負極の粘着問題を効果的に改善します。クロムメッキが完了した新しいロールと離型剤を組み合わせて使用すると、最も効果的であり、ロールの使用寿命も延ばすことができます。




